草笛さん物語

草笛さん物語 草笛さん物語
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商品先物屋の本社社員は元4大証券社員だらけだった

僕が商品先物会社の顧客だった頃、北の新地のクラブで先物屋から接待を受けた。 北の新地は想い出ばかり~~♪ 都はるみ「大阪しぐれ」の心です。島根県松江市にあった商品先物会社で僕は先物取引をやっていたことが御座います。 株式売買のプロを自称する...
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ラーメン屋で働いていても旨いラーメンが作れない

時間給を貰うためにラーメン屋で働いている人は、ただそれだけだ。 店主のつくるラーメンのどこに味の秘密があるのかを学び、旨いラーメンを作ろうと必死に考える者だけが独立できる。自分のラーメン屋を持ち、お客が集まってきて銭儲けが出来る。 漫然とラ...
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孤独死した或る70歳代後期高齢者の死体の話

先日、高校時代の同級生が久しぶりに世間話の電話をしてきた。 いろいろ世間話をしたあとで 「世間のことはさておき、君自身はどういう暮らしなのかい?」 と聞くと、数か月に一度くらい昔の友人と飲みに出る程度。ほとんど家に居て、庭の植物に水やりをし...
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監獄マンション

都心にある某タワマンは、別名「監獄マンション」と言われていた。 いまどき、過疎の田舎の土地はタダでも売れないのに東京都心のタワーマンションは一部屋が億の銭で売買されている。都心のマンションの家賃も1か月20万円、30万円なんていう多額な銭を...
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ガサ入れ体験物語

国家権力は個人の家に上がり込んで色んな物を持ち帰る権限を持っている。 国家権力が自分の家に上がり込んでくるなんて日本ではありえない。それはナチズムや共産主義国の事例だと思っている日本人が多い。国家権力が報道管制するなんて日本ではありえない。...
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懐かしの大阪2部上場9870ハナテン物語

悪名高いビッグモーターにTOBされた上場会社の末路 株式会社ハナテンとは、かつて大阪府大阪市城東区に本社を置き、中古車の売買を行っていた大阪2部上場会社である。ハナテンの語源は、放出という場所が会社発祥の地であり、標準語では「ほうしゅつ」と...
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休日読物 死んで逝った無名の友人たちの物語 第六話 小中学校で成績1位だった男

F君は田舎の小学校、中学校で成績が一番良かった。実力1位だった。 中学校時代に出雲周辺の多くの中学校が参加し、統一模擬試験をやっていた。「東大テスト」「中国ブロックテスト」と言う名前だった。出雲地区で成績上位の者は成績優秀者一覧表に名前が載...
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休日読物 死んで逝った無名の友人たちの物語 第五話 親の財産使い果たした男

E君は富裕な家の子に生まれたが親の財産を使い果たして死んだ。 E君は腕の良い大工の棟梁の家に生まれた。先々代と先代の親は沢山の弟子を抱えて沢山家を建てていた。稼いだお金で田んぼと畑を買っていた。したがって彼の家の半径1キロは彼の家名義の土地...
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休日読物 死んで逝った無名の友人たちの物語 第四話 準公務員だった男編

D君ははたから見ると幸せな人生に見えが、突然謎の死を遂げた。 死んで逝った無名の友人たちの物語 第三話までの3人は大学に行かず、中卒、高卒で働き始めた友人だった。地元に居たので定期的に飲み会をやっていたグループだった。 これから語る3人の友...
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休日読物 死んで逝った無名の友人たちの物語 第三話 自営業だった男編

C君は父親の家業を継いだものの報われることなく孤独死した。 C君は高校卒業後、自動車整備工場で働いていた。彼の家は自転車屋、オートバイ屋だった。 昭和中頃まで自転車やオートバイの2輪車を修理している店が沢山あった。その後、自動車と言う名の4...