タイという国は王国であり、国王が親日的だった

アジアで戦前、植民地にならなかったのは日本とタイだった。

タイ国の西のインド、ビルマと南のマレー半島をイギリスが植民地にし、東のベトナム、ラオス、カンボジアをフランスが植民地にしたので、タイの王様は独立を保つことに苦労していた。そこで日本に頼った。
日本と軍事同盟を結び、満州国も承認した。
日本が英米に宣戦布告したとき、同時にタイも英米に宣戦布告をした。

日本敗戦後もタイの指導者たちは日本に同情的だった。

「日本のおかげで、アジアの諸国はすべて独立した。
 日本というお母さんは、難産して母体をそこなったが、生まれた子供はすくすくと育っている。
 今日東南アジアの諸国民が、米英と対等に話ができるのは、一体誰のおかげであるのか。
 それは身を殺して仁をなした日本というお母さんがあったためである」

とタイの指導者たちは感謝していた。

こういう国に日本が錢を援助することは理にかなっているが、ウクライナみたいな日本にとって恩も義理もなく、日本に仇を為してきた国に何兆円の銭を貢ぐことはいらぬことだ。
むしろ親日国フィンランドに援助資金を送ったほうが理にかなっている。

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