3945スーパーバッグ

株主総会 社長樋口氏は市川海老蔵に似ていた。
樋口社長は海老蔵のように頭を丸刈りにした若い社長だった。

スーパーバッグの若い新社長は金融畑の中堅社員の身分から転出。
年商数百億円もある上場会社の社長に招聘されたのだから大谷翔平みたいに優秀な男なのだろうと僕は霊視していた。

金融畑出身だし、若くして社長に招聘されるくらい能力があるから赤字無配ボロ会社だったスーパーバッグをきっと再建するだろうと預言してきた。この若い経営者に賭けて上場来安値圏の700円台でも決して損切りせずに逆に大量に買い増してきた。

今日、スーパーバッグ株主総会に出席して僕は樋口社長の真ん前に陣取った。
社長の顔をじっくり観察した。市川海老蔵によく似た男前だった。
髪型も丸刈りにして市川海老蔵風にしていた。感じの良い風貌だった。
この社長が営業に歩けば注文が取れるだろうな~と瞑想した。

僕は大株主としてトップバッターで発言した。

「御社の株主は3期連続無配でつらい目に遭ってきた。今期復配するようだが、60円復配ではダメだ!120円配当にすべきだ。御社は1株利益400円程度の数字を出せるのだから、配当性向30%で120円という計算になる。漫然と昔6円配当だったから、10株→1株株式併合して60円配当というような発想ではなく、配当性向30%を明確にして業績に応じて株主が報われるような会社にすべし。そうすれば、機関投資家や個人投資家が御社に魅力を感じて投資するようになるだろう。

今の株価1000円台は、株式併合前で言えば100円台の低株価である。そのために上場基準以下で上場廃止の危機に直面しているのである!配当を120円にすれば、魅力が増して株価が2000円以上になり、流動株式時価総額は安定的に10億円がキープできて、上場廃止から逃れることができる」

こう社長に諭しておいた。樋口社長はあえて僕の名前を挙げて答えた。

「草笛さんには大変貴重なご意見をいただき感謝します。配当性向を重んじるべきという意見をしっかり受け止めました。会社価値の向上は重要課題として上場基準クリアをやり遂げます。会社が恒常的に利益を上げられるように構造改革を成し遂げます。2024年3月頃に、次の中期3年計画を発表して方向性を示します。配当につきましては今期は60円配当を実施するつもりです」

僕は120円とふっかければ、案外、60円配当予定から70円配当とか80円配当とかの数字が引きだせれば儲けものという発想でした。今期は60円でも来期は増えるかもしれない。

配当性向30%という意識をスーパーバッグ経営陣が持てば、現行の60円配当は将来的に100円以上の配当になりうると僕は瞑想しています。

●企業というものは畢竟経営者のやる気と能力、経営者の人間的魅力に負うものです。

なんぼ良い会社でも次の経営者に魅力能力がないとダメになって逝く。なんぼ赤字無配ボロ会社でも
新しい経営者が有能で魅力があれば、黄泉返ってくる~~~↑↑

僕はスーパーバッグの新社長樋口氏に会って、予想通りいや予想以上の優れた男だと感じました。素晴らしい男でした。答弁も弁舌さわやかで澱みがなかったです。

株主総会終了後に、僕は樋口社長のそばに行き

「先ほどの質疑のときに、社長を褒めることを忘れていて失礼しました。スーパーバッグを赤字無配会社から大幅黒字会社に見事転換させたあなたの手腕は素晴らしいです。僕はあなたの経営手腕と今期の復配に感謝しています。」

とじかに個人的にお礼を言っておきました。

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