日本上場企業は解散価値以下で永らく投げ売り放置されてきた。
本来、100億円の現金預金と土地建物を持っている会社の株券の時価総額は100億円であっていいのだが日本では30億円~50億円で投げ売りされている企業が多かった。
だったら、会社を解散して資産を株主に配分したほうがよい。
実にプライム上場企業の53%がPBR1倍以下で投げ売り放置だ。
スタンダード上場でもPBR1倍以上の企業は稀です。
アメリカに比べで株価が安すぎることに業を煮やした東証が2023年1月25日、凍傷状態のPBR1倍割れ東証企業に対し宣戦布告を行い、PBR1倍奪還の株価対策をやるように勧告し強制した。
それに呼応してプライム上場企業がPBR1倍奪還作戦を開始した。
シチズン時計が決算発表に合わせて、発行済み株式総数の25%余りに当たる7500万株(400億円)を上限に自社株買いを行うと発表。自社株買い発表前に0.73倍だったPBRは、発表後1倍を超えた。
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