映画オッペンハイマー

原爆の父の栄光と挫折

オッペンハイマー博士は父がドイツのユダヤ人で、アメリカに移住。
ニューヨーク生まれのユダヤ人2世。
原爆はナチスが発案して先に作ろうとした。
ドイツの物理学者はユダヤ人が多かった。
アインシュタインもユダヤ人である。

ヒトラーはユダヤ人嫌い、ユダヤ人皆殺しをやっていた人物なので、ユダヤ人物理学者たちに予算配分を渋った。それでナチスドイツは、原爆を製造できなくなった。不幸中の幸いであった。
ナチスを倒すためにドイツ系のユダヤ人物理学者たちがアメリカに渡り、力を合わせて原爆製造に成功。そのときすでにナチスは滅亡しヒトラーは自殺していた。

原爆を作ったユダヤ人物理学者は、ナチスが滅亡した後に、日本に向かって原爆を使用すべきではないとアメリカ政府に嘆願書を出した。

しかしアメリカ政府は黄色人種に対する人体実験目的で、戦闘能力を失くし降伏を打診していた日本の広島、長崎に原爆を落として20万人の一般市民を虐殺した。

原爆を作ったオッペンハイマーは原爆の父として当初はアメリカでヒーロー扱いされた。
しかし広島長崎での原爆の惨状を知ったあとで、オッペンハイマーは次の新兵器水爆の開発に反対したため、ソ連のスパイと言う汚名を着せられ公職追放となり、官憲の監視下に置かれた。そして早死にした。これがオッペンハイマー博士の栄光と挫折の物語です。

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