清水港の歴史

腕と度胸じゃ 負けないが
人情からめば ついほろり
見えぬ片目に 出る涙
森の石松 森の石松 よい男

昔(昭和時代)は股旅物の映画が多かったです。
博徒やヤクザが英雄視されていたのでございます。
清水の次郎長と森の石松はヒーローで東映映画の定番でした。
今は暴対法の関係で、そういう映画はご法度でございます。

江戸時代、清水港の親分だった清水の次郎長は
明治維新以降も生き続けて74歳で亡くなりました。
森の石松は親分の御礼参りの代参で四国金毘羅参りをしたあと
帰路に懐中の銭を狙われ斬り殺されます。江戸時代のことです。
森の石松の生年月日は不詳ですが、死亡時の推定年齢30歳前後でしょうか?
森の石松を斬殺した男は、清水の次郎長によって翌年斬殺されています。

ちなみに静岡市清水区の梅蔭禅寺に清水次郎長、妻のお蝶、
大政、小政、森の石松の墓がある。
墓石は「博打に勝つお守りになる」との噂が立ち、
古来、墓石を少しずつ砕いて盗んでいく者が絶えません。

証券博徒の皆様も清水港の梅蔭禅寺にお参りして博才を身につけましょう。

蛇足ながら東京両国回向院に義賊「ねずみ小僧次郎吉」の墓があります。
天下の銭を自分の物にしたいと思う者、博徒暮らしをやっても
国家権力官憲に連行されたくない者が、墓石を削ってお守りとします。
博徒たちが墓の欠片を持ち帰るので、やはり墓石がボロボロになっていますよ。

証券博徒の皆様は、有名博徒や義賊の墓石を削って持ち帰り、
ツキを身につけるという方法も覚えて隠岐魔性!!

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