習近平思想の国家が2022年10月新たに樹立される

昔、毛沢東思想というものがあった。今は習近平思想である。

僕が中学生、高校生の頃は毛沢東思想というものが流行っていた。
田舎の町でも日中友好協会が真っ赤な小冊子の毛沢東語録を販売していた。
僕も時流に乗るために毛沢東バッチと毛沢東語録を買って「造反有理」と叫んでいました。絶叫調。
語録の中身、思想の中身は覚えていないが、つまるところ毛沢東思想の神髄は「造反有理」、下克上、資本主義的な権力者をやっつけろ叛乱には道理があり、なにをやってもよいぜよ、というものだったと瞑想します。

毛沢東思想の名において
劉少奇とか林彪とかの中国政府の実力者がつぎつぎ虐殺されました。

今後、中国では似たようなことが習近平思想の名のもとに行われる可能性が高くなったと瞑想します。鄧小平によって中国は資本主義国に変わりましたが、習近平思想のもとで経済も共産党政府に厳しく統制されて国家主義的になっていくでしょう。もちろん言論思想の自由はなお一層厳しく弾圧されるでしょう。習近平に向かって個人的意見を言うタイプの政治家、共産党幹部は殺されるか終身刑になって逝くでしょう。恐い強大国家になりますよ。

これまで中国政治を取り締まってきた公安部署の幹部が今年になって習近平政権の意向で次々死刑にされています。犯罪容疑の事案が「相場操縦」「証取法違反」だという点が行き過ぎた中国資本主義への警鐘だと僕は瞑想します。

参考資料

 【北京共同】中国吉林省長春市中級人民法院(地裁)は
2022年9月23日、収賄と証券市場操作、銃器違法所持の罪に問われた元公安次官、孫力軍氏に執行猶予2年付きの死刑判決を言い渡した。財産を没収し、終身にわたり政治的権利を剥奪。猶予期間の経過後は無期懲役とする。新華社電が伝えた。

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