令和乱世株券デフレ論

なぜ既存の黒字有配上場株の株価が底値に沈んだままなのか?

バブルの頃までは上場会社の数が少なかった。
漢字名の会社が多かったので上場会社の名前と業態も覚えることが出来た。

1990年の東京1部上場会社の数はたった1192社でした。
東京2部が436社。これくらいの会社の数なら全部覚えられます。
上場することが難しくて、上場していること自体に希少価値があった。
だからこそ!その当時の日経平均は4万円近い高値が付いたのです。

2013年に大阪市場と東京市場が統合して
東京1部1752銘柄 東京2部571銘柄 マザーズ186銘柄

2022年4月のプライム市場創設前が
東京1部2176銘柄 東京2部474銘柄 マザーズ429銘柄。

赤字無配ボロ株でも上場できるマザーズ市場創設で上場会社が激増~~↑↑
今では年間100社くらい新規上場会社があります。粗製乱造です。
多くの新規上場株は赤字無配のボロ株で、しかも株価が高いです。

昔、昭和末期では黒字有配株が5円配当で株価500円以上、10円配当で株価1000円以上が当たり前だった。
いろいろ理由があるだろうが、そもそも東京1部2部の上場会社の数が今の半分くらいしかなかったことが理由の一つだろう。
上場会社には希少価値があった。

今は赤字無配ボロ株でも上場できる。
赤字無配ボロ株はわけの分からないアルファベット社名が多く社名も覚えられないし、社名を見ても何をやっているのかも分からない。
無配ボロ株は社名変更を繰り返しやるので、どれがどれだか、なんがなんだか分からなくなる。

令和乱世には誰もそんなことを気にせずに、出来高の多い無配ボロ株で博打遊びをやっているだけだ。そういう腐れボロ糞衰退市場に堕落した。

とにかく大量の新規上場会社が生まれ、株券印刷販売ビジネスをやって膨大な株券を市場に投入してくる。株券はネットで登録するだけで株券を印刷するコストもゼロ。彼らの株券販売業は丸儲けでっせ!

デフレは物が有り余って、買い手の需要以上に物を生産するから起きる。
草笛の妄想では、株券も買い手の需要以上に大量に発行して株式市場に無尽蔵に投入しているから~~~~~~
個人投資家が、なんぼ豆乳を飲んで頑張って株をやっていても株券デフレ現象が起きて、株価は下がっていくしかないわけだ。余り物に値なし。余り株券に値なし。

そういうことですから
良い子の皆様は株を買ってはいけません。株と関わったタメニー銭を失い不幸になった国民がたくさんいます。恐いですよ。

どうしても株をやめられない株式中毒者だけが人間をやめる覚悟で、ゾンビのような姿になるまで、棺桶に足を突っ込むまで株式バクチをやり続け魔性!!!!!!

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