箱根駅伝ブームを先取りして出雲駅伝を創設した男がいた

日興証券社員出自の男に岩国哲人という男がいた。もう死んでしまったが。
岩國哲人は名門出雲高校を経て東京大法学部卒。日興証券社員から、アメリカ・メリルリンチ社の日本法人社長などを歴任した。

僕の一年先輩の友人でやはり日興証券社員から出雲市会議員になった男から請われて、岩国哲人は1989年4月に出雲市長になった。

岩国後援会の幹事長だったのが僕の親戚筋の別の経済人であった。
この経済人が当選した岩国市長を僕に紹介する、と言って連れて来たので新市長と一緒にスナックに行ってカラオケを歌った。

飲みながら岩国市長は「駅伝が今後ブームになるから出雲市に大学駅伝を誘致したい」と僕に向かって大言壮語をしていた。
僕は駅伝に興味がなくて、岩国市長が言っている意味が分らなかった。

そのあとすぐに彼は本当に出雲駅伝を実現し、これは彼の大きな功績となった。
出雲駅伝は今では箱根駅伝と並び称される日本三大駅伝の一つとなった。

第一回目の出雲駅伝では僕も黄色いジャンバーを着て中継地点で観衆整理のボランティアをやったよ。
そんなに観衆はいなかったけどね。

スナックで僕は、証券マンとして表舞台を歩んでいた岩国氏から儲け話を聞きたいと思った。

「駅伝の話より、株の話をしましょうや!
 岩国さん、今後有望な株があったら教えてくださいよ。
 岩国さんはどんな株を買っているんですか?」

と質問した。

「俺は株はやらんよ。株には興味がない(株は儲からん)」

との答えだった。日興証券からメルリリンチと渡り歩いた男なのに株には興味がないとは何ごとだ!と僕は不満に思いましたよ。

それがどうした?と言われれば、今日明日、箱根駅伝なので話題に沿った投稿をしてみただけです。
将来、紅白歌合戦が廃れることはあっても、箱根駅伝は廃れないだろうと僕は預言しておきます。「駅伝の将来性」を僕に語っていた岩国哲人という男はまっこと先見性があったとつくづく思います。

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