ロシア弱体化計画ではウクライナを欧米側にすることが戦略だ

古来、ウクライナはロシア帝国、ソ連の軍事部門を担ってきた。

ウクライナは何百年間もロシア帝国、ソ連の領土になってきた。
そしてウクライナはロシア帝国の軍事部門を担っていた。
ソ連崩壊後、ロシアが豊富な資源を背景に強国として復活してきたので欧米は旧ソビエト連邦の主要構成国だったベラルーシとウクライナで
反政府運動を支援してロシアの弱体化計画を立てた。
特にウクライナを反ロシア陣営に取り込めばロシアの勃興は防げる。

ベラルーシでは大規模デモでロシア寄りのルカシェンコ大統領を失脚に追い込もうとしたがルカシェンコがしぶとくて、この策動に失敗。
ウクライナではロシア寄りのヤヌコビッチ大統領を武装蜂起で追放に成功。

ウクライナに多数住んでいるロシア系住民がこの武装革命に抵抗してウクライナ内戦が勃発。その内戦が拡大してロシア軍がウクライナに進撃して今のスラブ人内戦となっている。

ロシア弱体化計画「ウクライナをロシア圏から離脱させる」を許せばロシアの命運は尽きるとロシアのプーチンは考えている。
この考えにロシア国民は同調している。
だからロシアは徹底抗戦をやっているのだ。

もしも、ゼレンスキー政権ウクライナとプーチン政権ロシアが2国だけで戦っていたら、ロシアは早期に勝利できただろう。
しかしゼレンスキー政権には欧米日本から銭と武器弾薬が送られており、ロシア軍にとって想定外の長期戦になったのだ。

欧米側(NATO側)のプロパガンダでは自由と民主主義を守るために戦いという美しい建前になっているが、本質は欧米側と旧ロシア帝国側のウクライナ地域をめぐる「縄張り争い」なのである。
そんな利害思惑の場所に極東の日本の首相がのこのこ出かけるのは愚かなことだ。

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