国家権力様から御説教された2つのこと。

ある意味当たっていた。
僕は掲示板で偉そうに能書きを言って法話を語っている。

専業相場師の僕に向かって株式掲示板で説教する者はいないわな。

しかし国家権力様には二度、僕は人の道を説教された経験がある。

1つは証券詐欺(投資顧問業法違反)容疑で30歳代の時、警察に連行されたときだ。
一般大衆から騙したお金の札束が我が家に隠匿されているだろうと
警察に家宅捜査され押し入れの中などすべて調べられた。
僕は他人様を騙したり、銭を掠めとることは嫌いなので家に札束を隠匿したことはない。警察がなんぼ探しても1万円札1枚さえも見つからなかった。

狙いは銭を詐取する「証券詐欺容疑」だったろうが、一応表向きは国家権力の許可なく相場観を語っていたことに対する投資顧問業法違反容疑だった。
誰一人も被害者がいなかったので不起訴になった。
そのとき、警察の刑事さんから

「君はまだ若いのだから、やり直しがきく。
 株売買で博徒みたいな生活をするのではなく、堅気になりなさい。
 博徒みたいな暮らしをやっていてはダメだよ。自分の生き方を反省しなさい」

と取り調べ室で説教される日々でした。

この説教はある意味当たっています。株式バクチをやっている多数の素人投機家が博徒として失敗して人生を棒に振ることが多いからです。
古老となった僕が若い人に説教するとしたら、中年の刑事さんと同じ口調で

「株で丁半バクチをやって暮らしていても、よい結果にならんよ。
 堅気に生きなさい。博徒として生きても、報われないぜよ」

と語るでしょう。

●もう1つの説教を受けたのは
僕が60歳代になって、金融庁の取り調べ官からです

「草笛さんの株売買手法は上値を買い上がるやりかたです。
 そういう株式売買手法はいけません。
 株式投資の正しいやり方は安い値段を買って、高い値段で売ることです。
 あなたの高値を買い上がる手法は間違いです。キッパリ!」

この説教には目から鱗が落ちました。

「僕の株式哲学は、上げトレンドの株の高値を買って、さらに高値で売るやり方です。その方が効率的なのです!」

と一応、僭越にも、お役人様に反論して隠岐増した。

しかし、それが間違いだと指導されるのなら、従うしかない。
以後は安値で買って高値で売るような投資法に切り替えた。
法治国家では法に従うことが国民の義務です。
国家権力様のご指導には素直に従わねばなりません。

この金融庁取り調べ官様の御指導もある意味当たっています。
今の令和乱世・日本腐れ衰退閑散静止画像市場では高値を買っても、すぐにアルゴに売り崩されて行って来いになります。
だから高値買いの積極的な個人投資家はやられて大損する可能性がある。

その点、お役人様のご指導の通り

「株は安値を買って、高値で売るものである。
 買えるまで安値で買い指値で待つ、売れるまで高値で売り指値して待つべし」

という手法でやっていれば、株式被害に遭うことが少なくなる。

そういう意味で金融庁のお役人様の僕への説教に
今では感謝しています。僕は腐れ糞安値優良銘柄の安値買いに徹しています。

あらゆる試練は必然性があって起きる!神は神の子に無駄な試練は与えない。
神は乗り越えられない試練は与えない。アーメン 感謝。合掌礼拝。

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