旧満州国の鉄道(日本製満州鉄道)の列車内は日本の昭和時代みたいに、4人掛けのボックス座席でした。
旅は道連れ、世は情け、的な感じで知らない同士が酒を酌み交わしていた。
たまたま4人掛けの席で一緒になった中国人3人が僕に酒を勧めた。
ありがたく頂戴して僕は飲んでいた。
僕が持っていた酒瓶も出して、中国人たちに振舞った。
中国人3人は酔っておしゃべりしていた。僕は中国語が分からんから酒を飲みながら、ただ笑顔でうなずいているだけだった。
そのうち僕に向かって「お前も何か自分のことを語れや!」と3人が中国語で言った。
言葉の意味は分からなくても、言いたいことは彼らの表情で分った。
これには参ったわな~~
中国語がしゃべれんから、へらへら笑って無言のまま僕は酒を飲み続けた。
しまいには3人の中国人が一貫して無言の僕に対して怒りだした。
仕方がないから、紙切れを取り出してボールペンで漢字で「我是日本人、不能中国語」と書いて掲げた。
このとき、僕を同胞だと思って話しかけていた中国人3人が酔いから覚めて、しらけた顔をしたわな。彼等は漢字が読めるからね~~
僕が日本人だったからと言って、彼等は特に危害を加えることはなかったよ。
国家とは無関係に人間同士の付き合いとはそういうものだわさ。
中国政府は高市早苗政府のもとで日本人が中国人を迫害するから日本国への渡航や、留学をやめるようにプロパガンダしている。
しかし、日本人は中国人旅行者を襲撃したりしないよ。
国家とは関係なく、人間同士、争いは好まないのでありんす。

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