山の遭難は登るときではなく下るときに起きている

YOUTUBEでやっている山の遭難事件の漫画が面白くて・・・・
多岐にわたる遭難事件のケースを毎日学んでいます。

たいてい山から下りるとき、道に迷って遭難し、死にますね。
山に登るときは山の頂上は一つですから目標を見失わない。
山から下りるときは、目的地へのルートがいくつもあるし、目的地は山裾で見えないから、道に迷ってしまう。
それで夜になって野営して寒さで体力を失い、山の中を放浪しつつ凍死することが多い。

株式投資に適用すると、高い目標を持って進んでいるときは個人投資家は死なないが、高値に到達したあと、さらに欲をかいて高値で買い増したりすると、下落相場にぶち当たってほとんどの素人投資家は凍死家となって死んでしまう。
山登りとまっこと良く似ているのでございます。

ちなみ、僕はヨットに乗っていた経験がございます。
ヨット、船は風に向って走っているときは転覆しない。
追い風を受けて背中から強風が吹くと船体が不安定になり船首が海にもぐりこんで沈没することがあります。
これをバウ沈(ちん)と言っていました。

人生も株も向かい風で苦労しているときは意外に破滅しません。
追い風を背に受けてスピードが上がったときが危険なのでございます。

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