スーダンの内戦を解説

なぜスーダンで内戦が起きたかを小一時間、語ろう!

スーダンという国はイギリスの植民地だった。
スーダン人は英語を話し末世!日本人の英語より数段上でっせ!

イギリス人は植民地経営で分断政策を取る。
植民地の人々が団結して反抗しないようにする。
インドの場合、ヒンズー教徒とイスラム教徒の対立を利用。
スーダンの場合は北部のイスラム教徒と南部のキリスト教徒の対立を利用。

日本軍がイギリスに戦争を仕掛けてイギリス軍を破り、シンガポール、マレー半島、ビルマ、インドを解放したためにイギリスはアジアだけでなくアフリカの植民地をも独立させる羽目に追い込まれた。

スーダンもそのタメニー独立した。
しかし分断政策の後遺症で北部と南部が対立し2011年に南部が南スーダンとして分離独立した。キリスト教主流の国家だ。北部のスーダンはイスラム教主流の地域だ。

スーダン首都ハルツームの北部の砂漠から大量の金鉱石が産出する。
銭の匂いのする場所では必ず争い、殺し合いが起きる。
今回の内戦は金鉱石の利権をめぐる戦いなのでございます。

なんで民兵が国軍と対等の戦力を持っているかというとスーダンを長らく独裁者として支配していた大統領が軍部のクーデターを恐れて大統領の私的軍隊(民兵)を保持していたからです。
独裁者が倒れたあと、一時的に国軍と民兵組織は協力しあっていたが、ここにきて金鉱石の利権を巡って内戦になった。

金鉱石の利権は民兵側が握っていたが、国軍側がその利権に手出ししようとしているのでしょうね。
スーダン軍事政権はウクライナ戦争ではロシア支持を表明している。
ロシアはスーダンの金鉱開発に進出している。今回の内戦の裏にはロシアの存在があると瞑想できるのでありんす~~♪

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