多国間の貿易の不均衡は為替相場で調整することが本来の姿だ

自由貿易が世界を活気づかせる。極端に高い関税、鎖国は世界経済繫栄の妨げになる。

トランプがゼレンスキー政権が(バイデンの指図で)不幸な戦争を始めたことを
あえて暴露し、銭の支援を停止したことは良いことだった。
トランプの軍事的な分析は正しい。明解であった。

しかしトランプが関税を高くしてアメリカ経済発展を夢見たことは経済学的に間違っている。
自由貿易体制でアメリカ合衆国が一番得をしてきた。
ドル紙幣を刷りまくって世界中から物資を調達してきた。
世界の富豪が集まり一番裕福な国家であるアメリカがまるで世界から虐められている貧乏国みたいに言って高い関税を課する行為は間違いだ。間違いは必ず正される。
世界は相互に貿易することが正常であり、また正常な状態に戻る。
だから株式相場大暴落は一過性であり、ナイフが落ち切ったところで、株券を買っておくように、大暴落の渦中で読者に啓蒙していた。

国家間の貿易収支の不均衡は為替相場で調整すべきものだ。
アメリカ合衆国がダメリカに堕落しているのならドル紙幣の価値が下がり、アメリカ合衆国で生産した商品が世界中で売れるようになる。

問題は中国人民元が統制されていて、為替相場による調整機能がうまく作動していないことだ。中国もすでに発展済みなのだから人民元取引を自由化し、人民元レートを高くして貿易上の優位性を減らし、生産コストを他国と均衡化させるべきだ。

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