胴元の寺銭比率が高い賭け事に嵌まる人は自ら貧乏を志願しているように見える
僕の子供の頃、一番土地持ちで裕福だった友人は競馬好きだった。
異常に競馬に詳しい男だったが、競馬で財を為すことはなかった。
最後には住んでいる家以外の土地は全部売った。妻とも離婚した。
満69歳で老衰みたいな感じで死んだよ。
賭け事に溺れる人の姿は自ら、貧乏になっていく快感をしみじみと味わっているように見える。
株のことも単なる丁半博打だと思って、丁半博打暮らしをやっている人は皆銭を失くして消えて逝く。そんなタイプの株好き破滅者を嫌と言うほど目撃してきました。株式退場者との悲しい別れです。
例外的にみけこさんと新型カムリさんが博打株の丁半博打をやりつつしぶとく生き延びておられることには感嘆しています。おめでとうございます。
お金持ちになろうとか、上昇志向を持つとかいう気持ちがまったくない人がこの世には沢山いる。そういう人は貧乏であることが苦痛ではなく貧乏が普通のことで、安定的な貧乏暮らしがそれなりに楽しいのである。
つらいのは、上昇志向があって、商売をやったり事業をやったり株をやって、時流とツキに恵まれず、結局、すべてがうまくいかず、貧乏になった人たちだ。
なまじ上昇志向があったがゆえに、底辺の貧乏暮らしはつらかろう。涙。
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