白人にもいろいろあってスラブ人は一番下に見られてきた

北欧系白人が一等白人、南欧系が二等白人、スラブ人は東方の三等田舎者扱い。

アメリカでは白人、アジア人、黒人、南米人、インデアンという民族的順番の序列があるように思います。アジア(黄色人種)では日本人はアジア人のトップだと自負していると思います。

旧満州国を単身横断したとき、満州在住の朝鮮族の若い女性と長距離バスで同じ席に座り、語り合いました。
彼女が言うには、

「アジア人にも序列があります。偉いのは一等の日本人と朝鮮人です。
 二等のアジア人は中国人です。中国人はダメです、程度が低い!
 その他のアジア人は三等です。」

という事だった。
その歴史的背景には、旧満州国では満州原住の朝鮮人も、日韓併合のおかげで日本人として扱われて中国人や満州人より威張って暮らしていたということがあると知っておきましょう。

満州は今では中国支配地だから長距離バスの中は中国人だらけだった。
僕と朝鮮女性は朝鮮語と英語で話していたので中国人たちは悪口を言われていても言葉が分からない。でも彼女が中国人をひどく罵倒していたので冷や冷やしました。

一般的に朝鮮人は中国人を凄く嫌っているのです。
一般的に朝鮮人(韓国人)は日本人のことを中国人ほど嫌っていません。

白人にも、そういう思想があって、北欧系(アングロサクソン)が一等、南欧系(ラテン)が二等、東方系の田舎者(スラブ)が三等です。
だから、欧州人は隙あらば、スラブ人たちを叩き殺してやろうと企てます。

ナポレオンがまずロシア征服を企画。その企画を受け継いでヒトラーがロシア征服に乗り出した。
ソ連の滅亡に乗じて、欧米の反ロシア軍事同盟は東欧を配下に置いたあと、旧ソ連構成国だったベラルーシとウクライナ進出をやることでロシアを徹底的に弱体化する政策を取った。スラブ人蔑視の思想がなせる業です。

ソ連が崩壊したとき、ロシアは反欧米のワルシャワ条約機構の軍事同盟を廃止。NATOも東方進出をしないと約束していた。ところが約束を破って、NATOはウクライナ進出をやった。

ロシアが弱い国家なら、ウクライナがNATO勢力に入ることに甘んじただろうが、たまたまプーチンと言うやり手の男がロシアを復興させていた。
それでプーチンは「ウクライナはNATO入りしたがらずに、中立でいてくれ」
と交渉した。しかし、ゼレンスキーはNATO入りに拘泥した。
ロシアにとってウクライナは最後の生命線だから、プーチンは許せなかった。

だからこそ、スラブ人世界までNATOが進出しようとしなければ戦争など起きなかったと言える。
国際社会はお互い縄張りを守って平和に暮らすべきです。戦争より平和が良い。

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