バングラはもとは東パキスタンだった。そこからドラマが始まる
イギリス植民地当時のインドは今のパキスタン、インド、バングラの
3か国のことだった!!
インドが植民地になる前に存在したムガール帝国は
イスラム教が国教だった。イスラム教が主流の地域だった。
インド最高の美しい建物タジマハルは
ムガール帝国の王様が死んだ妻の為に作ったイスラム建築の霊廟です。
僕は相場必勝祈願をタジマハルで行った経験がありますが
建物に書かれた文字はイスラム・アラビア文字だらけでした。
ところがイギリスがインド侵略をやってムガール帝国を滅亡させた。
イギリスはインド人支配のためにアラブ世界のイスラム教を排斥し
土着のヒンズー教を優遇した。
ヒンズー教は身分差別(カースト制度)を教義とする土着宗教である。
インド人を醜く汚い身分制度で縛り、インド人同士が団結しないように
イギリス支配者は図ったのである。ヒンズー教はイギリスが奨励した。
とは言ってもイスラム教徒も多かったので、英領インドは
イスラム教徒とヒンズー教徒が混在して住んでいたのであった。
そこに日本国が勃興してアジアからイギリス軍を駆逐した。
インド解放が大日本帝国の国是となり、日本軍とインド独立軍が
共同でインドに攻め込んだ!それでインド独立の機運が盛り上がり
日本が対米戦争で負けたあとなれど、インドは独立したのであった。
インドが独立したあと、インド国内に混住していたイスラム教徒と
ヒンズー教徒が宗教戦争となった。その結果、インド中央部は
ヒンズー教徒のインド国、インドの東西はイスラム教徒のパキスタン国となった。
パキスタンはインドを真ん中にして東西に立地していた。
パキスタンの政府は西パキスタンに置かれ、東パキスタンは
植民地扱いで西パキスタンから搾取される場所となった。
それによって、東パキスタンは世界の最貧困地帯に堕落した。
そこで東パキスタンの住民が西パキスタンからの独立戦争を起こした。
そのとき独立戦争に参加した兵士はバングラデシュ建国の英雄となった。
バングラデシュ政府の役人には独立戦争に参加した兵士と
その家族が就いた。その後バングラデシュで公務員になろうと思えば
原則的には独立戦争に参加した兵士の子孫でないといけなかった。
その枠は法律で50%と定められ、今は30%枠だ。
今回の特別枠撤廃要求の人民蜂起の結果、
独立運動兵士の子孫の採用特別枠は5%に引き下げられた。
こういう歴史的な知識も覚えて隠岐魔性!
相場にとっては、1円の銭にもならん無駄な知識ですが~~
【参考資料】
【ニューデリー時事】バングラデシュ最高裁は
2024年7月21日、公務員採用に関し、独立戦争を戦った兵士らの
子孫に割り当てられる特別枠を30%から5%へと大幅に縮小
する決定を下した。地元メディアなどが伝えた。
特別枠の完全撤廃を求め抗議活動を行っている大学生らに配慮
した形だが、デモが沈静化するかは不透明だ。
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