子供が巣立っていって、夫婦暮らし、あるいは単身暮らしも悪くないかも

子供が成人しても家庭に留まり、二世代家族を構成していると理想の家庭に思えるものだ。
昔の農村では家族が多いほど農作業がはかどった。
二世代、三世代同居は昔の農村文化の名残りだと思うよ。

今は子供は親元から巣立って戻って来ない。それでいいのかもしれない。
僕が過去に一番親しかった株仲間は、株券と不動産を沢山持っていた。
同居する息子夫婦が中年を過ぎても家庭の財産権を渡さなかった。

そのせいか、息子の嫁からは冷たい態度を取られていた。
しまいには息子が高級老人ホームへの入居話を父親に勧めた。
株仲間は
「今どきの高級老人ホームは出入り自由で自宅にいるのと変わらないそうだ」
と僕に向かって、のんきなことを言っていた。

しかし、老人ホームに入居したら自由な行動は制限され、株仲間は生き甲斐をなくした。
彼は急速に体力と生命力を失くして数年を待たず施設内で死んだ。

僕の若い時の別の株仲間は、家を新築して息子夫婦と同居した。
同居を機に息子の妻と折り合いが悪くなり、70歳過ぎで自ら志願して三食昼寝付きの高級老人ホームに入った。

その頃、丁度コロナが流行ったこともあり、施設から自由に外出できなくなった。
彼と携帯電話で話したら「俺は多分、ボケて死んでしまうよ」と言っていた。
二人とも息子夫婦と同居していなければ、死ぬまで娑婆で自由に生きられたと瞑想します。

次の例は別のパターンですが、知り合いの70歳代初頭の知り合いの経営者が、よかれと思って、自分の経営する企業の株券を息子に移譲した。自分の息子なのだから親を大事にすると思いきや、株主総会の席で彼は役職をすべて解かれて、経営者の地位を失くした。
今は失意のどん底にいる。
まるで武田信玄に追放された父・武田信虎みたいだ。
息子がいなければ、彼は80歳代まで企業経営者として生き生きと東奔西走できたのにね。

つまり、息子や息子夫婦と一緒に暮すことが必ずしも幸せであるとは限らないのです。

コメント

タイトルとURLをコピーしました