タイとカンボジアの国境戦争はなぜ起きているか?

カンボジアの北、タイの南の国境にあるプレアビヒア寺院が世界遺産になって、世界の観光客が来て銭が落ちるので利権争いが起きたのでありんす。

アンコールワットに次いでプレアビヒア寺院がカンボジアで2つ目の世界遺産になった。観光客はタイ側からプレアビヒア寺院に入る。
それでタイは世界遺産プレアビヒア寺院をタイのものだと主張!
カンボジアは国際裁判所に訴えた。国際裁判所はクメール王朝(古代カンボジア王朝)が作った寺だからカンボジアのものだと裁定を下した。

タイはプレアビヒア寺院は国境のタイ側にあると主張してカンボジアに戦争を仕掛けている。
クメール王朝の頃はタイやラオスもカンボジア領だったからややこしいのだ。
その後、フランスがラオス、カンボジア、ベトナムの3国を侵略して仏印と名付けてフランス領土にした。フランス領の時にフランス領カンボジアと独立国タイの間で国境線が決められた。
そんな国境線をタイは認める気がしないのでありんす~~

ちなみに仏印3国には日本軍が進駐して、フランスは影響力を失くした。
アンコールワットの前を日章旗を掲げた日本軍兵士が行進している写真を見たことがあるがカッコいいですよ。カンボジアを日本が支配していたときはタイは一切、国境のことで文句を言わなかった。
タイと日本は軍事同盟を結んでいたからでありんす。
第二次世界大戦で日本が真珠湾攻撃と同時にアメリカに宣戦布告したとき、タイも同盟国日本に歩調を合わせてアメリカに宣戦布告したと知って隠岐魔性!

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